BamBasic Effectribe - 効果的雑想録

BLACK CAT OD-Fuzz Ge.

CUSTOM AUDIO ELECTRONICS のFREDDY FUZZの初期型を持っていたのですが、それとイメージは全く変わらないと思います。
FuzzFace系のGe Ver. のサイドも扱いやすいタイプです。
この製品で全てをまかなう方は少ないかもしれませんが、
現状にもう1カラー欲しい方には、うってつけの機種ではないでしょうか。

Jim Dunlop JBF3 Joe Bonamassa Fuzz Face

Jim Dunlop JBF3 Joe Bonamassa Fuzz Face

Jim Dunlop JHF2

おそらく、Dunlopに移ってからの初期のものだと思います。（ポットデート93年？）NKT275のゲルマニウム・トランジスタです。
現行とは基板が違っています。また、トランジスタも違う場合があります。
フットスイッチが基板に取り込んであって、サウンドもちょっと違っています。

これはサウンドもとてもよい個体で、ゲルマニウム系のFuzzFaceの醍醐味を手軽に楽しめると思います。おすすめです。

Jim Dunlop FFM1 SILICON FUZZ FACE MINI

今まで触ったFuzz Face の中で一番扱いやすいです。
Fuzzの加工感はしっかりありつつも、ブーミーさが少し抑えられ、抜けが良いです。
誰もが楽しめるサウンドですから、Fuzz 初めての方にもおすすめです。
さすがメーカ品といった感じですね。サイズも小さくて取り回しも良好です。

Analog.man ： Astro Tone Fuzz

Fuzz Face系のサウンドですが、かなり扱いやすい印象のFuzzです。

 Fendef アンプと Les Paul の組み合わせのマッチングの良さというのも分かります。

Fuzz Faceを使って、狙ったサウンドにならない場合はこれの出番ですね。 

かなり広い範囲でも使えます。好印象のFuzzです。いいですよ。

Phantom fx Sabbath FUZZ Russian

なんとも潔いシンプルなコントロール。
この1個のノブはボリュームで、8:30ぐらの位置で、原音とイーブン。ちょこっと上げただけで！
フルでは相当大きな音量になりそうです。
とても歪みます。サウンドとしてはMuff系と言っていいんでしょうか。
ただ強歪み、というのではなくて、深み、雑み、Fuzz的加工感と相まって、とても気持ちの良いサウンドになっています。ローもハイも強すぎず、まとまりが良くて、こういったところも僕の好みです。
これをつないで、長いこと楽器を弾いていました。良い楽器ってのは、弾いているだけで曲のモチーフが出てきそうな気がしますよね。そういう良い楽器だと思います。
激しいめの曲にマッチするのはもちろんなのですが、その中でも歌物に使いたいなと感じました。
また、意外と思われるかもしれませんが、軽めのポップスでもシンセリードのようなパートにもマッチすると思います。それぐらい使える幅が広い、懐の深さがあると思います。
究極のシンプルな操作性は、演奏に集中することを約束してくれるでしょう。
最高のFuzzをイメージできる、僕の好みに相当ハマる良いエフェクターです。筐体の雰囲気がいいね～

戸高さんとは多少交流があって、たまにご相談をもらったりしています。
いつもなかなか要求スペックが高すぎて、お役に立てることは少ないのですが。。。笑
プロの方に対して失礼、僭越ながら、戸高さんはホントにサウンドのセンスが良いとお思います。耳が良いんだろうなあ。これからもいろいろな楽曲を創出、表現してもらいたいですね。

White sands : ORANGE SUNSHINE （BamBasic モディファイ）

ちょっと珍しい製品をモディファイさせていただきました。
僕は始めて見たんですけれども、コントロール素子が無いFUZZです。
フットスイッチが向こう側にあったり。

・LED追加、
・DCジャック追加、
・マスター・ボリューム追加

この3点の追加をさせていただきました。

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サウンドはかなりチープな感じで、サスティーンも切れ切れ、と、なかなか一般受けしそうも無い雰囲気ですが、なんでもアリのFuzzの世界、そこは使い方次第。
マッチする曲があるはず。このユーザーの方もそういう世界を楽しんでおられるんだと想像します。今回のモディファイで少し扱いやすくなっていると思います。

オーバードライブにはある種、共通の「良い音」的な概念があるような気がしますが、Fuzzには無いように思います。
時々、奇抜なFuzzをさして、「意味が分からん」、「コンセプトが分からん」、「で？なんなの？」というご感想をおっしゃる方がいますが、それはある意味ナンセンスなんだと思います。
皆さんもFuzzを使って、他人の評価を恐れることなく、独自の世界にトリップ！しましょう。

Analog.man ： SunFace

ゲルマニウム・ファズの醍醐味が存分に楽しめる製品です。
ゲインを下げてよく、上げてよく。
下げたときのレンジがやや狭くなる感じ、ローファイで枯れた雰囲気。この感じはとても気持ち良いなあと思います。

アナログマンは良いトランジスタ持ってますね。
肝は、１にも２にも、トランジスタです。
マッチングが大事で、数十個から2個選んでるんだと思います。
ゲインの高いモデルと、低いモデルがあるようです。
せっかく良いトランジスタなんですから、その個体差をこういったことで余すことなく使い切りたいですよね。

　　　　　
最近Fulltoneが再販しているらしいです。
この4つのノブとはAnalog.manの内部1個含めた4つと同じ仕組みです。
（以前の筐体のVerは）

どちらも4~5個づつぐらい触ったんですが、個体差は結構ありました。
全般的に、Fulltoneの方がややゲインが高く、「詰まった」感じが少し抑え目で使いやすい。
Analog.manの方がクラシカル。
僕はどちらかというとFulltoneの方が好みかな。
この69Mk2も触ってみたいですね。

Keeley - Fuzz Head

基本は2段のトランジスタ・ファズです。FuzzFaceと同じ様な感じの仕組みです。
増幅の仕組みがちょっと工夫されていて、少しディストーション・ライクなサウンドを発生します。
付属のコンデンサによって入力のレンジが広がります。かなり効果がありますので、お試しを。
ノブが2つしかないのですが、2つのノブでも多彩なサウンドを発生させます。
「Head」（ボリューム+フィルター）を十分にあげて、ギターのVolを触って調整するってのがいいかな。
似た感じは他に無いと思います。

僕は結構好きなエフェクターです。

Jetter Gear : Gain Stage Blue

時々、E.J.のサウンドの出せるFXはどれでしょか？というご質問を頂くことがあるのですが、
僕はこれなんじゃないかなと思っています。

EJのバイオリントーンが出るというコンセプトのFXですね。
EJはたしか、FuzzFaceとMemoryManあたりでこれを実現していると思うのですが、
間違っていたらすいません。
おそらく、Distortion + に近い仕組みなんだと思います。しかしながらサウンドは別物で、シリコンFuzzFaceのニュアンスに近いですね。EJのバイオリントーンのイメージ、かなり近いと思います。
これに近い製品でLOVEPEDAL - 200lbs というのがありますが、これよりも僕は好きですね。
扱いやすいファズ、少しローがタイトな雰囲気もとてもいいです。

それにしてもJetter Gearは秀作ぞろいです。
いつも僕の好みだなあと思います。
現行のラインにこれ系が消えているのは残念です。お探しの方は是非。